終わらない恐怖_シーシュポスの刑【未来エッセイ】

シーシュポス 未来エッセイ

 
シーシュポスは、神への不敬により
 
「巨大な石を、急な坂の上に運ぶ」
 
という罰を受けています。 
 
 
 
 
 
不敬、つまり敬いに欠ける行為を
 
戒められるという展開は
 
神話のなかのひとつの定型です。





巨石は、運び上げたと同時に

坂を転がり落ちるので、


シーシュポスは

同じ作業を繰り返すことになっています。


辛くて、無益で、

終わりのない作業を繰り返すことの比喩として、

現代でも、ときには

皮肉を込めた コミカルな調子で

使われることがありますね。



でもこれは

本来、笑えるような逸話ではありません。


ポイントのひとつは

この刑罰が

死後に行われているということにあります。

現世であれば、死によって刑も終わります。

命の終わり(肉体の使用期限)は、

良いことも、そうでないことも

取り払ってくれる

やさしいリセットの機会とも いえます。



けれど、

冥府に渡ってからの刑には、

終わりがありません。



永遠に終わらないモノや関係を、

人はしばしば、強く望むものですが、


永遠に終わらないことの恐怖を

神話は、あらゆる逸話を通して

示唆してきます。





「終わらないこと」を望むのは、

「変わらないこと」を望むに等しいと感じます。



この1年来、これまでに

体験したことがないようなスピードで

世界の仕組みが変わっています。




必ず、変わることが定められているのなら

変わらないことにこだわるより、

自らすすんで変わっていく方が

スムーズに生きられるだろう、

と私は思います。

少なくとも、現世にいられるあいだは……






あなたが、終わらせたいことはなんですか?


終わらせたいのに終わりにできない。

もしくは、始めたいのに始められない。




そんな願望の絡まりを解きたいときには

タロットカードリーディングが

お役にたてるかもしれません。



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